LE KLINTのご紹介
BRAND STORY / DESIGNERSブランドストーリー/デザイナーズ
始まりは、クリント家のプライベートな手づくりでした
20世紀初め、デンマークの著名な建築家P.V.イエンセン・クリントは、紙を規則的に折り上げて作る、手づくりのランプシェードを生み出しました。
クリント家の趣味の延長としてつくられたこのシェードは、美しいデザインだけではなく、機能的にも優れたあかりの名品として世に知られ、1943年にレ・クリント社が創立されました。
60周年を迎えた2003年には、デンマーク王室御用達にも選定されるなど、1世紀を経てもなお、レ・クリント家の手づくりならではのフォルムは、当時の精神とともに受け継がれています。
北欧から生まれたあかりの名品
レ・クリントならではの暖かい光とやさしい影。
その秘密は、1枚のプラスティックシートを手で折りあげる、ハンドクラフトならではの美しいフォルム。
長く厳しい冬を過ごす北欧の生活のなかで磨かれてきた技です。
創業当時から続くハンドワークならではの美しい光と影は、心を潤すあかりの芸術品として、そして美しいフォルムはクォリティ・オブ・ライフを追求する北欧デザインの代表作として、世界中を魅了し続けています。
DESIGNERSデザイナーズ
Tage Klint ターエ・クリント
(1884 - 1953)
1943年、クリント家伝統のプリーツ技術をビジネスにし、現在のレ・クリントの基盤を築いた起業家。素材の弾力性を活かしたクリント独自の美しいフォルムに、 「つば」という非常に重要な機能を施し、シェードをしっかりスタンドに固定できるように工夫しました。そのいくつかのランプデザインは、今もレ・クリントの代表作として存在しています。
商品シリーズ
- Pendants 130A / 135
- Shades 1 / Shades 2 / Shades 6 / Shades 12
Kaare Klint コーア・クリント
(1888 - 1954)
デンマークの先駆的建築家であり、家具デザイナーです。フルーツランタンと呼ばれる細かいプリーツを施したユニークで魅力的なデザインのペンダントランプ101や、上品なたたずまいのテーブルランプ306などを手掛けています。その他、コペンハーゲンのストア カークストレーデにあるレ・クリントの直営店舗の内装もデザインしています。
商品シリーズ
- Pendants 101
- Table Lamps 306
Esben Klint エスベン・クリント(1915 - 1969)
コーア・クリントの息子。優れた多くの建築家の下で幅広い教育を受け、父を師事し、そのまま弟子となりました。建築家の彼がプロデュースした教会や家具などの作品群は、父親の思想をそのままト受け継いでいます。その豊かなデザイン思想は、レ・クリントのランプにおいても十分な魅力として発揮されています。
商品シリーズ
- Pendants 047 / 163
- Table Lamps 311W / 307
Poul Christiansen ポール・クリスチャンセン(1947 -)
ポール・クリスチャンセンはレ・クリントのランプシェードに革新的でエキサイティングな次元をもたらしました。それ以前のシェードはプリーツ上で直線的に折られていましたが、彼は、数学的なカーブで折るとランプシェードが美しく独特な彫刻的フォルムになることを見つけ出しました。最も有名な作品は、折ったときにランプシェードを形づくるように正弦曲線を集めて開発したmodel172 に代表されるサイナスラインのシリーズで、40年を経た現在もLE KLINTのベストセラーであり続けています。
Gunnar Biilman - Petersen ゴナー・ビルマン・ペテルセン(1897 ‐ 1968)
デンマーク王立アカデミー・装飾芸術学校で訓練を受け、建築家として働き続けましたが、突出した能力を発揮したのは、ポスターなどのグラフィック分野でした。また、コペンハーゲン市庁舎にあるイェンス・ オルセンの世界時計のレイアウトなど、その仕事ぶりは多岐に渡ります。まで多岐に渡る。かわりに、彼は教育や研究にも熱心で1951年に出身学校の初代プロフェッサーに任命されました。
商品シリーズ
- Table Lamps 343 G
Aage Petersen オーエ・ペテルセン(1902 ‐ 1982)
コペンハーゲンのデンマーク王立芸術アカデミーで彫刻を学ぶ。主な作品には、1938年に制作されたFakse Monumentが有名です。彼の自然主義的な彫刻は、様々なテーマを網羅し、その域はコペンハーゲン動物園の壁面装飾のプロデュースにまで及びます。レ・クリントだけでなく、多くの照明メーカーのデザインも手掛けました。
商品シリーズ
- Table Lamps 338
- Floor Lamps 339BR / 351BK
Henning Seidelin ヘニング・セデリン(1904 ‐ 1987)
彫刻家としてスタートした彼の自然主義をモチーフにした作品群は、空間を大きな塊として捉えた構図を得意としていて、才能豊かな大胆さと鋭さがそこに秘められています。後に彼は、インダストリアル・デザイナーとなり、家具やストーブ、食器やキッチン用品、ディナー用食器などの傑作品を世に送り出しました。
商品シリーズ
- Bracket Lamps 203-2
Peter Hvidt ピーター・ビット(1916 ‐ 1986)
ピーター・ビットとオルラ・ムルガード・ニールセンは、共同で建築会社を経営していました。1950年代の産業家具とデンマーク家具デザイン界において草分け的存在でした。作風は軽やかで明快、かつシンプルですが微細に及ぶまで完璧に彼らの考えが注ぎ込まれています。フリッツ・ハンセンから発売されているAXチェアも彼らの作品です。
商品シリーズ
- Pendants 161
Orla Mølgaard Nielsen オーラ・ムルゴー・ニールセン(1907 ‐ 1993)
ピーター・ビットとオルラ・ムルガード・ニールセンは、共同で建築会社を経営していました。1950年代の産業家具とデンマーク家具デザイン界において草分け的存在でした。作風は軽やかで明快、かつシンプルですが微細に及ぶまで完璧に彼らの考えが注ぎ込まれています。フリッツ・ハンセンから発売されているAXチェアも彼らの作品です。
商品シリーズ
- Pendants 161
Erik Hansen エリック・ハンセン(1916 ‐ 1982)
1952年、レ・クリントで最初のブラケットランプをデザインしました。天然木とペーパーシェードを組み合わせた古典的な輪郭と質感は、レ・クリントを代表する製品のひとつとなっています。
商品シリーズ
- Bracket Lamps 332
Vilhelm Wohlert ヴィルヘルム・ウォラット(1920 -)
コーエ・クリントに師事ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館、ボーフム美術館、グスタフ・リュプケ美術館など、多くの建造物の改築と修復プロジェクトに携わっています。コペンハーゲンの物理学者ニルス・ボーアの家の改修に際しては、フロアランプ325を独自にデザインしました。
商品シリーズ
- Floor Lamps 325
Andreas Hansen アンダース・ハンセン(1936 -)
デンマーク王立芸術アカデミー・家具デザイン学校で学び、その後家具及び工業デザインの仕事をしています。鋭角的なプリーツを特徴としたペンダントランプ157は、それまでのモデルとは一線を画します。伝統のハンドメイドを踏襲しているにも関わらず、プリーツデザインは少しも古くさくありません。レ・クリントの、ランプシェードのラインの質感を格段に向上させた功績を持つひとりです。
商品シリーズ
- Pendants 157
- Table Lamps 314W
- Floor Lamps 370