LE KLINT新製品「LAMELLA」発売

2018/06/01

 

LE KLINT 

- NEW LAMELLA -

 

 

レ・クリントに、新たな照明シリーズ「LAMELLA(ラメラ)」が登場します。

ラメラのコレクションは、日系アメリカ人とノルウェー人の若手デザインデュオ「Takagi  &  Homstvedt(タカギ&ホムスベット)」によるものです。

 

彼らは、キノコの傘の裏側に広がるプリーツに魅了され、その繊細な美しさに非常に興味を持っていたことから、今回の照明がデザインされました。

キノコのプリーツ部分の生物学的名称が「ラメラ」であったことから、照明にもこの名が付けられています。

 

キノコの“ひだ”にある緻密なプリーツを表現するために採用されたのが、レ・クリント社のアーカイヴにある「プリッカ」というハンドクラフト製法の技術です。

 

1枚のプラスチックシートから無数のプリーツを折り上げ、頂点を作らずに湾曲させる「プリッカ」の技術は、習得が非常に難しく、近年のレ・クリント社の製品では用いられることのなかった生産技術でした。

 

レ・クリント社が大切にする独自の生産技術が時を越え復刻し、新たなデザインとして誕生した「ラメラ」は、モダンなデザインでありながら、どこか懐かしさも感じさせてくれます。

流れる様な有機的なフォルムにより、シンプルで美しく、そして軽やかな印象の照明に仕上がりました。

 

「私は湾曲したプリーツを愛し、何年もの間、プリカを復活させる機会を待っていました。

しかし、古いモデルを復刻させるだけでは面白みがなく、新しい視点とアイデアを必要としていました。

私たちは、Takagi & Homstvedtと協力し、時代を超越した美しいデザイン「ラメラ」を通して、レ・クリント社が大切にしていた生産技術を復刻できたことを大変嬉しく思います。」と、同社CEOのKim Weckstrøm Jensenは話します。

 

 

街中から少し歩くと森や公園、川や海など、身近に自然を感じることのできるデンマーク。

「キノコの裏側の美しさ」を表現したデザインは、そんな自然と寄り添う暮らしの中で生まれた、デンマークならではの発想です。

 

 

球状のラメラは、上下左右から満遍なく光が透過し、ダイニングのテーブル全体を明るくしてくれるので、日常使いにおすすめの照明です。

複数で吊るしても重くならない軽やかなフォルムと質感は、空間に立体感を生み出します。

 

照明を器具としてだけでなく、心地の良い空間を作るためのパートナーとしてとても大切にしているデンマーク。

家族や友人と集まって、家の中で過ごす機会の多い同国ならではのこだわりです。

 

気心の知れた仲間を呼んで、家で気軽にお酒やお料理をたのしみ、会話の弾む居心地の良い空間。

「ラメラ」はそんな、“人が集いたくなる”照明です。

 

 

どこか和の雰囲気も感じさせるラメラ。

例えば和室や古民家や旅館、お庭に面したガラス張りの廊下など・・・。

日本ならではの家屋との組み合わせも楽しめそうです。

 

 

<商品スペック>

品名:ラメラ1 ペンダント

品番:KP132

サイズ:φ46cm×H33cm

スペック:E26 LED 60W×1

価格:88,000円

 

品名:ラメラ2 ペンダント

品番:KP133

サイズ:φ30cm×H52cm

スペック:E26 LED 60W×1

価格:78,000円

 

2018年6月1日(金)発売

※輸入品のため遅れる場合がございます。予めご了承ください。

 

Designer : Takagi&homstvedt

ノルウェー出身のHallgeir Homstvedtはオーストラリアの美術大学で学んだのち、Norway saysでキャリアを積み独立。ノルウェーデザイン界で、今最も注目される期待のホープ。

アメリカ出身のJonah TakagiはRISDを卒業後、長年友人関係にあったHomstvedtとそれぞれの拠点をオスロとワシントンDCに設け、互いにリモート作業でのコミュニケーションを図り共同作業を行うという現代的な手法により活動を続けています。

この試みにより、アメリカと北欧のチャネルが同時に開き、その若き彼らの優れたデザインセンスと可能性はますます広がっています。

 

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